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病院長からのメッセージ

臨床研修を始める予定の皆様へ
みやぎ県南中核病院 病院長 伊勢福 修司

 皆さんは2年間の初期研修に何を期待しますか。
 当院の初期研修は、common diseaseをしっかり経験し専門研修への足がかりを得たいと考えている方、自分の頭で考え自分の手を動かす研修をしたいと考えている方にぴったりです。

 当院は2002年に宮城県南の1市3町が協同して開設されました。病床数は310床であり、規模は大きくありませんが、人口16万人余りの仙南医療圏(白石市、角田市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町、村田町、川崎町、丸森町)のなかで高度急性期・急性期医療を担当する唯一の病院です。救急救命センターは年間4000台余りの救急車を受け入れ、walk inの患者さんを含めると年間17,000人程度の急患を診療しています。腫瘍内科、呼吸器外科、放射線治療科があり、地域がん診療連携拠点病院に指定されています。つまり、仙南医療圏(+名取市、岩沼市、亘理町、山元町の一部)の急性期症例、重症症例の大部分が当院に集まってくるということです。

 この医療を支えるのに34診療科約100人の医師が在籍しています。初期研修医は各領域の専門医の熱のこもった指導を受けることができます。開設して20年ほどの歴史の浅い、こぢんまりとした病院ゆえに、変な伝統・しがらみが無く、診療科間のコミュニケーションは良好です。当院には各学年10人程度の初期研修医のほかに、常時20人余りの後期研修医が研修しており、すぐ上の先輩から学ぶこともできます。

 十分な臨床経験を積める環境、指導医の適切な指導がいきとどく環境、同世代同士で切磋琢磨し成長できる環境が当院にはあります。医学生の皆さんには、是非一度当院に来て、自分の目で見ていただきたいと思います。そして、医師として生きてゆく上でもっとも大切な最初の2年間を、当院で過ごしていただきたいと思います。

みやぎ県南中核病院

病院長 伊勢福 修司