診療科・部門紹介

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診療科

脳神経内科

診療の概要

1)脳の救急救命センター:

脳卒中・けいれん・髄膜炎など、脳の急性期疾患に素早く対応する脳の救急の専門医チームです。

2)地域の神経疾患センター:

脳・脊髄・末梢神経・筋肉の病気について、正確な診断・適切な治療・わかりやすい説明など、高度な医療を提供する、脳神経内科の専門医チームです。

3)神経内科専門医を養成する臨床センター:

神経内科専門医が3名、日本神経学会の教育施設となっております。後期研修医を随時募集しています。

診療の特徴

1)すべての脳卒中をすばやく治療する脳卒中センター

 脳神経内科では、脳神経外科と協力して24時間の受け入れ体制で、CT、MRIなどを緊急検査し、救命と集中的治療にすばやく対応する「脳卒中センター」を構成しています。地域で発症する脳卒中のすべてを受け入れる「脳卒中センター」です。
 脳卒中は、日本人の死亡原因の第3位、そして「寝たきり」になる原因の第1位の病気です。脳卒中がこわいのは、麻痺や失語や痴呆の後遺症をのこし、元気で暮らせる健康寿命を縮める原因になるからです。後遺症を軽くして寝たきりを防ぐためには、早期からリハビリを開始することが大事。みやぎ県南中核病院では、急性期からのリハビリ、そして連日のリハビリ(休日にもリハビリ実施)に力を入れています。
 脳卒中の予防、再発予防も、脳神経内科の重要な仕事です。高血圧、糖尿病、不整脈などの生活習慣病を総合的に判断し、再発予防の薬、生活指導などに取り組んでいます。

2)頭痛、めまい、もの忘れ、は脳神経内科

 頭痛・めまい・しびれ・手足の力が抜けた・からだの動きが悪い、などの症状で困った時には、脳神経内科に相談してください。ていねいな問診と診察、そしてMRIなどの高度な検査機器で病気を診断し治療します。
 もの忘れも、重要な病気です。脳のヤセ(萎縮)からくるアルツハイマー病、パーキンソン病と類縁のレビー小体病、特殊な精神症状が目立つ前頭側頭型認知症、そして、脳血管障害が原因の脳血管性認知症など、もの忘れ=認知症と言ってもさまざまです。これらの原因を確かめ、適切な治療に結びつけることも、脳神経内科の重要な役割です。

3)神経難病こそ脳神経内科の専門です

  • 手のふるえや動作の緩慢さで発症するパーキンソン病
  • バランスが悪く歩行が困難となる脊髄小脳変性症
  • 筋肉がやせて力が抜ける筋萎縮性側索硬化症
  • 若年者に多く再発を繰り返す多発性硬化症
  • 筋肉と神経の接合部に病気の本態がある重症筋無力症

 これらは「神経難病」ですが、新しい薬や治療法ができています。MRIなどの診断機器も進歩して、診断の精度が上がっています。これら神経難病こそ脳神経内科の専門です。

4)神経内科専門医の養成施設です

 日本神経学会認定の研修施設です。もちろん、厚生労働省が認める医師の臨床研修病院に指定されています。
 初期研修ばかりでなく、脳神経内科専門医をめざす後期研修医の指導・養成に力を入れています。みやぎ県南中核病院脳神経内科は、神経内科専門医が3名、神経内科専門医を養成する臨床施設です。

診療実績統計

臨床統計

項目 / 年度 2020 2021 2022
退院患者数 603 605 471
外来総患者数 7,197 7,494 7,509
平均在院日数 15.8 14.8 17.5

ドクター紹介

医師名 認定医/専門医等
部長
加藤 量広
日本内科学会認定内科医
日本神経学会認定神経内科専門医・指導医
日本てんかん学会認定てんかん専門医
日本臨床神経生理学会専門医(脳波分野、筋電図・神経伝導分野)
東北大学医学部臨床准教授(てんかん科担当)
部長
大嶋 龍司
日本内科学会認定内科医
日本神経学会認定神経内科専門医
医員
藤野 春海
医員
鈴木 真紀

発表等

◯論文

Okada Y, Izumi R, Hosaka T, et al.
Anti-NXP2 antibody-positive dermatomyositis developed after COVID-19 manifesting as type I interferonopathy. [Rheumatology(Oxford).2022;Vol.61(4):e90-e92.]

◯全国学会

大嶋龍司
パーキンソン病におけるストレス誘発性血圧変動の検討 [第64回日本神経学会学術大会(東京)2022.5.18]
船山由希乃、加藤量広、大友智
脳卒中急性期の意識障害でのEEGヘッドセット [第64回日本神経学会学術大会(東京)2022.5.19]
加藤量広、船山由希乃、大友智
標準的電極での長時間脳波記録のリモンタージュ判読: ヘッドセット簡易記録を想定した後方視的検討 [第55回日本てんかん学会学術集会(仙台)2022.9.20]
船山由希乃、加藤量広、大友智
高齢者の脳卒中および頭部外傷後の意識障害に対するEEGヘッドセットの使用経験 [第55回日本てんかん学会学術集会(仙台)2022.9.20]
加藤量広、三浦祐太郎、釘崎里咲、大友智
ルーチン脳波からEEGヘッドセット電極へのリモンタージュ: 後方視的評価 [第52回日本臨床神経生理学会(京都)2022.11.24]
三浦祐太郎、加藤量広、大友智
EEGヘッドセットで前頭極の異常を捉え損ねた脳梗塞早期発作の一例 [第52回日本臨床神経生理学会(京都)2022.11.24]
大友智、加藤量広、三浦祐太郎、釘崎里咲、井上敬
脳波モニタリングにおける発作リスク予測スコアの検討 [第52回日本臨床神経生理学会(京都))2022.11.24]
岡田友里、川上暢子、松原史歩、柿沼一雄、森原啓介、菅野重範、鈴木匡子
左脳梁膨大後域出血で純粋な道順障害が長期に継続した一例 [第46回日本高次脳機能障害学会総会(山形)2022.12.3]
村上海夕、中川達裕、齋藤直人、加藤量広、井上敬
先天性足部変形をもつ脳出血患者の片麻痺に調整した下肢装具の早期使用が有効であった例 [第48回日本脳卒中学会学術集会(横浜)2023.3.17]

◯地方学会・研究会

三浦祐太郎、加藤量広、船山由希乃、大友智
EEGヘッドセットの後に10-20システムでも脳波を記録した4例 [第15回日本てんかん学会東北地方会(仙台)2022.7.9]
岡田友里、大嶋龍司、加藤量広、黒田宙
振戦で発症した亜急性自己免疫性髄膜脳炎の一例 [第109回神経学会東北地方会(山形)2022.9.3]
岡田友里、大嶋龍司、加藤量広、黒田宙、大友智、井上敬、新妻邦泰
第四脳室出口部に膜様物を認めた高齢発症の閉塞性水頭症に対し内視鏡下第三脳室底開窓術を施行した一例 [第110回神経学会東北地方会(仙台)2023.3.4]

◯講演

加藤量広
てんかんの薬物治療 - 明日の診療に役立つ知識 [超高齢化社会におけるてんかん診療を考える会 in 県南(柴田)2022.6.23]
加藤量広
臨床てんかん学へようこそ! 用語・発作症状・検査 [脳神経内科医のためのてんかん入門セミナー(仙台)2022.7.20]
大嶋龍司
Parkinson Pandemic 〜患者数の将来推計〜 [Advanced PD 治療 update(仙台)2022.9.29]
岡田友里
COVID-19罹患後に皮膚筋炎を発症した一例 [宮城神経筋疾患学術講演会(仙台)2022.10.26]
加藤量広
抗てんかん薬の選択 - 合理的治療戦略へ [脳神経内科医のためのてんかん入門セミナー(仙台)2022.10.26]
加藤量広
ライフステージとてんかん診療 - 女性と高齢者 [脳神経内科医のためのてんかん入門セミナー(仙台)2022.12.21]
加藤量広
「てんかんの疑い」で紹介されたときの診かた — 脳神経内科医の立場から [Epilepsy Web Seminar from 庄内(山形)2023.1.18]
加藤量広
ペランパネルの活用 - 単剤投与例を含めて [Epilepsy Seminar 2023(仙台)2023.2.1]
加藤量広
てんかんと社会 - 福祉制度・自動車運転・就労 [脳神経内科医のためのてんかん入門セミナー(仙台)2023.2.8]
加藤量広
てんかん重積状態の診療 - 簡易脳波電極セットと治療方略 [みやぎ発WEB講演会(仙台)2023.2.22]
加藤量広
脳卒中 と てんかん - 両方を知ることの重要性 [てんかん診療連携Webセミナー(仙台)2023.3.10]
大嶋龍司
歴史からふりかえるパーキンソン病診療 [なんぼくエリアパーキンソン病Webセミナー(仙台)2023.3.15]

過去の業績

【2021(令和3)年度】

○論文

Takai Y, Kuroda H, Misu T, Akaishi T, Nakashima I, Takahashi T, Nishiyama S, Fujihara K, Aoki M.
Optimal management of neuromyelitis optica spectrum disorder with aquaporin-4 antibody by oral prednisolone maintenance therapy. [Mult Scler Relat Disord. 2021 Apr;49:102750.]
Takai Y, Misu T, Suzuki H, Takahashi T, Okada H, Tanaka S, Okita K, Sasou S, Watanabe M, Namatame C, Matsumoto Y, Ono H, Kaneko K, Nishiyama S, Kuroda H, Nakashima I, Lassmann H, Fujihara K, Itoyama Y, Aoki M.
Staging of astrocytopathy and complement activation in neuromyelitis optica spectrum disorders. [Brain. 2021 Sep 4;144(8):2401-2415.]
Konomatsu K, Izumi R, Suzuki N, Takai Y, Shirota Y, Saito R, Kuroda H, Aoki M.
A rare case of sporadic inclusion body myositis and rheumatoid arthritis exhibiting ectopic lymphoid follicle-like structures: a case report and literature review. [Neuromuscul Disord. 2021 Sep;31(9):870-876.]
Akaishi T, Misu T, Fujihara K, Nakaya N, Nakamura T, Kogure M, Hatanaka R, Itabashi F, Kanno I, Takahashi T, Kuroda H, Fujimori J, Takai Y, Nishiyama S, Kaneko K, Ishii T, Aoki M, Nakashima I, Hozawa A.
White blood cell count profiles in multiple sclerosis during attacks before the initiation of acute and chronic treatments. [Sci Rep. 2021 Nov 16;11(1):22357.]
黒田宙、藤原一男
神経疾患の新しい治療 視神経脊髄炎スペクトラム [Clinical Neuroscience. 2022; 40巻2号:263-265.]

○国際学会発表

Kato Kazuhiro, Takahashi Keiko, Murayama Naoki
Benefit from collaboration of neurology and psychiatry: a case of DiGeorge syndrome with epilepsy and behavior problem. [13th Asian & Oceanian Epilepsy Congress. 2021.6.10-13]

○全国学会発表

Hiroshi Kuroda, Kimihiko Kaneko, Yoshiki Takai, Tatsuro Misu, Kazuo Fujihara, Masashi Aoki
Difference of distribution in limbic system between herpes simplex and autoimmune encephalitis [第62回日本神経学会学術大会(京都)2021.5.19-22]
加藤量広、高橋恵子、村山直樹
脳神経内科と精神科との共診で適切に治療介入できたてんかん性発作の3症例 [第62回日本神経学会学術大会(京都)2021.5.19-22]
宮澤知佳、橘内大輝、加藤量広、大網かおり
脳卒中急性期における看護・リハビリテーション間の情報共有強化の試み [第62回日本神経学会学術大会(京都)2021.5.19-22]
加藤量広、村山直樹、高橋恵子
異常行動の評価に精神科紹介が有用であったてんかんを持つDiGeorge症候群の一例 [第54回日本てんかん学会学術集会(名古屋)2021.9.23-25]
黒田宙
教育講演:神経サルコイドーシスの臨床と鑑別診断 [第41回日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会総会(大阪)2021.10.29-30]
加藤量広、乙竹秀明
繰り返す意識消失と全身けいれんがてんかん発作と誤診されていた心原性失神の一例 [第51回日本臨床神経生理学会学術大会(仙台)2021.12.16-18]
橘内大輝、加藤量広
麻痺側pushingを呈した全盲脳梗塞の一例 [第47回日本脳卒中学会学術集会(大阪)2022.3.17-20]

○地方学会・研究会発表

乙竹秀明、加藤量広
群発する意識消失と全身けいれんがてんかん発作と誤診されていた心原性失神の一例 [第14回日本てんかん学会東北地方会(仙台)2021.7.10]
白川智章、加藤量広、大嶋龍司、黒田宙、此松和俊、東條裕、柴田沙織、田中遼太、齊藤涼子、笹野公伸
脳、肺に多発病変を認めたランゲルハンス組織球症の1例 [第107回日本神経学会東北地方会(福島)2021.9.11]
菊池潤太、加藤量広、船山由希乃、大嶋龍司、黒田宙、高橋恵子、村山直樹
脳神経内科と精神科との共診で治療介入したてんかんまたは発作性イベントの5症例 [第108回日本神経学会東北地方会(仙台)2022.3.5]

○講演

加藤量広
問診と検査の重要性とコツ [脳神経内科医のためのてんかん入門セミナー(仙台)2021.4.21]
加藤量広
治療(発作型にあった各AEDの選択基準) [脳神経内科医のためのてんかん入門セミナー(仙台)2021.6.2]
黒田宙
NMOSDの治療戦略と補体標的治療の役割 [HOPE webinar(Web配信)2021.6.24]
加藤量広
高齢者てんかん (脳卒中後てんかん) [脳神経内科医のためのてんかん入門セミナー(仙台)2021.7.14]
加藤量広
妊娠可能な女性のてんかん [脳神経内科医のためのてんかん入門セミナー(仙台)2021.8.25]
加藤量広
高齢者のてんかん - 失神・脳卒中・認知症との見分け方 [脳卒中とてんかんwebセミナー(仙台)2021.8.30]
加藤量広
てんかん発作と非てんかん性発作 その鑑別と対応 [かかりつけ医のためのてんかんwebセミナー(仙台)2021.9.7]
黒田宙
NMOSDの治療戦略と補体標的治療の役割 [NMOSD web seminar in Hiroshima(Web配信)2021.9.9]
黒田宙
補体とNMOSDの病態 [NMOSD WEB講演会 in Akita(Web配信)2021.10.7]
加藤量広
てんかん発作と脳卒中 [てんかん診療連携 Online Seminar (仙台)2021.11.11]
加藤量広
~てんかん発作と非てんかん性発作~ [実地医家のためのよろづ相談セミナー(広島)2022.1.25]
加藤量広
抗てんかん薬の選択 - シンプルで合理的な処方を目指す [てんかん診療連携webセミナー(仙台)2022.2.24]
黒田宙
NMOSDの治療戦略と補体標的療法の役割 [北海道補体セミナー2022(Web配信)2022.3.4]
加藤量広
意識障害と脳波 [脳神経内科医のためのてんかん入門セミナーアドバンストコース in Tohoku(仙台)2022.3.16]

【2020(令和2)年度】

○論文

Yumi Kambayashi, Taku Fujimura, Hiroshi Kuroda, Atsushi Otsuka, Hiroyuki Irie, Setsuya Aiba.
Severe demyelinating neuropathy in an advanced melanoma patient treated with nivolumab plus ipilimumab combined therapy. [Case Reports in Oncology.2020;Vol.13(1):pp.474-477.doi:10.1159/000506976]
Takai Y, Misu T, Kaneko K, Chihara N, Narikawa K, Tsuchida S, Nishida H, Komori T, Seki M, Komatsu T, Nakamagoe K, Ikeda T, Yoshida M, Takahashi T, Ono H, Nishiyama S, Kuroda H, Nakashima I, Suzuki H, Bradl M, Lassmann H, Fujihara K, Aoki M; Japan MOG-antibody Disease Consortium.
Myelin oligodendrocyte glycoprotein antibody-associated disease: an immunopathological study. [Brain.2020;Vol.143(5):pp.1431-1446.doi:10.1093/brain/awaa102]
Makoto Samukawa, Naoko Nakamura, Makito Hirano, Miyuki Morikawa, Hanami Sakata, Ichizo Nishino, Rumiko Izumi, Naoki Suzuki, Hiroshi Kuroda, Kensuke Shiga, Kazumasa Saigoh, Masashi Aoki, Susumu Kusunoki.
Neutral lipid storage disease associated with the PNPLA2 gene: Case report and literature review. [European Neurology.2020;Vol.83(3):pp.317-322.doi:10.1159/000508346]
Arifumi Matsumoto, Rumiko Izumi, Naoto Sugeno, Naoki Suzuki, Chihiro Namatame, Temma Soga, Ayumi Nishiyama, Hiroshi Kuroda, Masashi Aoki, Isao Nagano.
A case of inflammatory myopathy with anti‐PM/Scl antibodies myopathologically presenting as polymyositis with mitochondrial pathology. [Neurology and Clinical Neuroscience.2020;Vol.8(5):pp.335-339.doi:10.1111/ncn3.12429]
Matsumoto Y, Misu T, Mugikura S, Takai Y, Nishiyama S, Kuroda H, Takahashi T, Fujimori J, Nakashima I, Fujihara K, Aoki M.
Distinctive lesions of brain MRI between MOG-antibody-associated and AQP4-antibody-associated diseases. [J Neurol Neurosurg Psychiatry.2020;Vol.92(6):doi:10.1136/jnnp-2020-324818]
Takai Y, Kuroda H, Misu T, Akaishi T, Nakashima I, Takahashi T, Nishiyama S, Fujihara K, Aoki M.
Optimal management of neuromyelitis optica spectrum disorder with aquaporin-4 antibody by oral prednisolone maintenance therapy. [Mult Scler Relat Disord.2021;Vol.49:p.102750.doi:10.1016/j.msard.2021.102750]
Takai Y, Misu T, Suzuki H, Takahashi T, Okada H, Tanaka S, Okita K, Sasou S, Watanabe M, Namatame C, Matsumoto Y, Ono H, Kaneko K, Nishiyama S, Kuroda H, Nakashima I, Lassmann H, Fujihara K, Itoyama Y, Aoki M.
Staging of astrocytopathy and complement activation in neuromyelitis optica spectrum disorders. [Brain.2021;Vol.144(8):pp.2401-2415.doi:10.1093/brain/awab102]
黒田宙
免疫介在性中枢神経疾患治療の進歩 [神経治療学.2020;Vol.37(5):pp.723-727]

○全国学会発表

宮澤知佳、加藤量広、荒井啓晶
脳卒中急性期患者の抱える疼痛: 当院入院患者100名の調査 [第45回日本脳卒中学会学術集会(横浜)2020.8.23]
Hiroshi Kuroda, Kimihiko Kaneko, Takaaki Nakamura, Yoshiki Takai, Shuhei Nishiyama, Tatsuro Misu, Kazuo Fujihara, Masashi Aoki.
Cytokine profiles in cerebrospinal fluid from patients with neurosarcoidosis and CNS lymphoma. [第61回日本神経学会学術大会(岡山)2020.8.31-9.2]
加藤量広
シンポジウム37:「側頭葉てんかんの新展開」 側頭葉てんかんと自己免疫性脳炎 [第61回日本神経学会学術大会(岡山)2020.8.31]
此松和俊、加藤量広、大嶋龍司、黒田宙
特発性CD4陽性Tリンパ球減少症に合併したノカルジア脳膿瘍の1例 [第61回日本神経学会学術大会(岡山)2020.8.31-9.2]
加藤量広、村山直樹、高橋恵子、此松和俊、三浦祐太郎、藤田光、大友智
注察妄想が発作周辺期精神症状であった脳炎後てんかんの一例 [第50回日本臨床神経生理学会学術大会(京都)2020.11.26]
此松和俊、加藤量広、三浦祐太郎、藤田光、大嶋龍司、大友智、黒田宙
パーキンソン病の治療経過中に複雑幻視を呈した側頭葉てんかんの1例 [第50回日本臨床神経生理学会学術大会(京都)2020.11.26-28]

○地方学会・研究会発表

菊池潤太、大嶋龍司、此松和俊、加藤量広、黒田宙、内田浩喜、大友智、荒井啓晶、小川欣一
経蝶形骨洞手術後32年経過して出現した遅発性髄液鼻漏の1例 [第106回日本神経学会東北地方会(仙台)2021.3.13]

○研究会・講演会

黒田宙
毒と神経 [神経内科臨床勉強会(仙台)2020.6.18]
加藤量広
脳卒中とてんかん [Otsuka Tohoku Web Seminar(仙台)2020.7.17]
加藤量広
当院でのペランパネル 症例から学ぶ [第4回仙南地域医療連携セミナー(仙台)2020.9.25]
黒田宙
補体の生物学とNMOSD病態への関与 [東日本NMOSD FORUM(仙台)2021.2.26]
加藤量広
「全身けいれん」をどう考えるか 側方徴候で焦点起始を見抜く [てんかん診療連携 Online Seminar(仙台)2021.3.16]

【2019(令和元)年度】

○論文

Inoue-Shibui A, Kato M, Suzuki N, Kobayashi J, Takai Y, Izumi R, Kawauchi Y, Kuroda H, Warita H, Aoki M.
Interstitial pneumonia and other adverse events in riluzole-administered amyotrophic lateral sclerosis patients : a retrospective observational study.
[BMC Neurology. 2019; Vol.19(1): p.72. doi: 10.1186/s12883-019-1299-1]
Nakamura N, Izumi R, Hoshi Y, Takai Y, Ono R, Suzuki N, Nagai T, Ishii Y, Ishii T, Harigae H, Okada S, Aiba S, Okiyama N, Fujimoto M, Kuroda H, Tateyama M, Aoki M.
FDG-PET detects extensive calcinosis cutis in anti-NXP2 antibody-positive dermatomyositis.
[Rheumatology (Oxford). 2019; Vol.58(10): p.1888. doi: 10.1093/rheumatology/kez083]
Nakamura T, Takai Y, Kaneko K, Kuroda H, Misu T, Asanuma K, Saito R, Aoki M.
T-cell Lymphoma Presenting Neutrophilic Inflammation in the Cerebrospinal Fluid: A Case Report.
[Internal Medicine. 2020; Vol.59(4): pp.573-576. doi: 10.2169/internalmedicine.3093-19]
黒田宙、藤原一男
補体標的治療の現状と展望 3.視神経脊髄炎
[Brain and Nerve. 2019; Vol.71(6): pp.573-580]
黒田宙
免疫介在性中枢神経疾患治療の進歩
[神経治療学. 2019; Vol.36(5):pp.573-575]

○国際学会発表

Hiroshi Kuroda, Yoshiki Takai, Shuhei Nishiyama, Toshiyuki Takahashi, Tatsuro Misu, Ichiro Nakashima,Kazuo Fujihara, Masashi Aoki.
Endothelial damage in patients with neuromyelitis optica spectrum disorder with aquaporin-4 IgG.
[35th Congress of the European Committee of Treatment and Research in Multiple Sclerosis (ECTRIMS)(Stockholm) 2019.9.11-13]
Hiroshi Kuroda, Yoshiki Takai, Shuhei Nishiyama, Toshiyuki Takahashi, Tatsuro Misu, Ichiro Nakashima,Kazuo Fujihara, Masashi Aoki.
Endothelial damage in patients with neuromyelitis optica spectrum disorder with aquaporin-4 IgG.
[12nd Congress of the Pan-Asian Committee of Treatment and Research in Multiple Sclerosis (PACTRIMS)(Singapore) 2019.11.13-15]
Hiroshi Kuroda
The role of complement in neuroimmunological diseases.
[Morning Seminar, 12nd Congress of the Pan-Asian Committee of Treatment and Research in Multiple Sclerosis (PACTRIMS) (Singapore) 2019.11.13-15]

○全国学会発表

Hiroshi Kuroda, Yoshiki Takai, Shuhei Nishiyama, Toshiyuki Takahashi, Tatsuro Misu, Ichiro Nakashima,Kazuo Fujihara, Masashi Aoki.
Endothelial damage in patients with neuromyelitis optica spectrum disorder with aquaporin-4 IgG.
[第60回日本神経学会学術大会(大阪)2019.5.22-25]
Kazuhiro Kato
Seizures in the emergency department: benefits and limitations of clinical guidelines.
[第60回日本神経学会学術大会(大阪)2019.5.24]
此松和俊、黒澤和大、佐藤一輝、武井健太郎、清水洋
可逆性後部白質脳症症候群における拡散強調画像とArterial Spin Labeling の有用性
[第60回日本神経学会学術大会(大阪)2019.5.22-25]
佐々木大岳、加藤量広、武山みほ、成川孝一、佐藤僚祐、眞野唯、石川修一、及川崇紀
脳卒中急性期の入院患者の食事に対する管理栄養士介入による効果
[第60回日本神経学会学術大会(大阪)2019.5.24]
鈴木龍太郎、加藤量広、成川孝一、佐藤僚祐、眞野唯、石川修一、及川崇紀
当院における脊髄硬膜外血腫9例の検討
[第60回日本神経学会学術大会(大阪)2019.5.25]
市川誉、加藤量広、成川孝一、佐藤僚祐、及川崇紀
当院救急外来におけるジアゼパム注射薬の使用状況
[第60回日本神経学会学術大会(大阪)2019.5.25]
黒田宙
視神経脊髄炎病態への補体関与と抗補体治療の現況
[第56回日本補体学会学術集会(東京)2019.8.23-24]
此松和俊、加藤量広、大嶋龍司、黒田宙
抗認知症薬とヒスタミンH1受容体拮抗薬の併用により誘発された非てんかん性不随意運動をビデオ脳波で鑑別し得た1例
[第49回日本臨床神経生理学会学術大会(福島)2019.11.28-30]
藤田光、三浦祐太郎、加藤量広、大友智
当院における集中治療室での長時間ビデオ脳波モニタリングの検討
[第49回日本臨床神経生理学会学術大会(福島)2019.11.28]

○地方学会・研究会発表

斉藤有佳、此松和俊、大嶋龍司、加藤量広、望月廣、黒田宙、椙澤貴志、近藤敬一
MRI拡散強調画像で両側錐体路に異常信号を呈した低血糖脳症の1例
[第104回日本神経学会東北地方会(青森)2019.8.31]

○研究会・講演会

黒田宙
炎症性中枢神経疾患診断における血管周囲造影所見の意義
[第135回神経放射線カンファランス(仙台)2019.6.7]
石川孝太郎、此松和俊、大嶋龍司、加藤量広、黒田宙
意識障害を急性発症し小脳虫部にDWI高信号域を認めた1例
[第15回仙台神経内科臨床勉強会(仙台)2019.6.20]
此松和俊、加藤量広、大嶋龍司、黒田宙
当院でのフィコンパの使用経験
[第2回仙南地域医療連携セミナー(大河原)2019.8.28]
黒田宙
薬剤による脱髄性ニューロパチーの報告
[宮城ニューロパチーセミナー(仙台)2019.9.18]
加藤量広
てんかん? 鑑別診断の方略
[石巻神経疾患医療連携講演会(石巻)2019.10.17]
武内広樹、此松和俊、大嶋龍司、加藤量広、黒田宙
無菌性髄膜炎で発症し非典型的な経過をたどった1例
[第16回仙台神経内科臨床勉強会(仙台)2019.11.21]
加藤量広
当院での急性症候性発作とてんかん
[宮城県南神経内科勉強会(仙台)2019.12.5]
此松和俊、加藤量広、大嶋龍司、黒田宙
身震い様の不随意運動を呈した1例
[動画を用いた神経学勉強会(仙台)2020.2.14]
此松和俊、加藤量広、大嶋龍司、黒田宙
当院におけるペランパネルの使用経験
[第3回仙南地域医療連携セミナー(大河原)2020.2.21]

【2018(平成30)年度】

○論文

Yoshimura S, Koga M, Sato S, Todo K, Yamagami H, Kumamoto M, Itabashi R, Terasaki T, KimuraK, Yagita Y, Shiokawa Y, Kamiyama K, Okuda S, Okada Y, Takizawa S, Hasegawa Y, Kameda T, Shibuya S, Nagakane Y, Ito Y, Matsuoka H, Takamatsu K, Nishiyama K, Fujita K, Kamimura T, Ando D, Ide T, Yoshimoto T, Shiozawa M, Matsubara S, Yamaguchi Y, Kinoshita N, Matsuki T,Takasugi J, Tokunaga K, Higashida K, Homma K, Kario K, Arihiro S, Toyoda K; SAMURAI Study Investigators.
Two-Year Outcomes of Anticoagulation for Acute Ischemic Stroke With Nonvalvular Atrial Fibrillation - SAMURAI-NVAF Study.
[Circ J. 2018 Jun 25;82(7):1935-1942. doi: 10.1253/circj.CJ-18-0067. Epub 2018 Jun 1.]
Tokunaga K, Koga M, Itabashi R, Yamagami H3 Todo K, Yoshimura S, Kimura K, Sato S, Terasaki T, Inoue M, Shiokawa Y, Takagi M, Kamiyama K, Tanaka K, Takizawa S, Shiozawa M, Okuda S, Okada Y, Kameda T, Nagakane Y, Hasegawa Y, Shibuya S, Ito Y, Matsuoka H, Takamatsu K, Nishiyama K, Kario K, Yagita Y, Fujita K, Ando D, Kumamoto M, Arihiro S, Toyoda K; SAMURAI Study Investigators.
Prior Anticoagulation and Short- or Long-Term Clinical Outcomes in Ischemic Stroke or Transient Ischemic Attack Patients With Nonvalvular Atrial Fibrillation.
[J Am Heart Assoc. 2019 Feb 5;8(3):e010593. doi: 10.1161/JAHA.118.010593.]

○全国学会発表

菅野重範, 森悦朗
Preoperative thalamic volume predicts shunt response in idiopathic normal pressure hydrocephalus
[第59回日本神経学会学術大会(札幌)2018.5.23-26]
菅野重範、成田渉、小林絵礼奈、鈴木匡子、豊島正子、渋谷聡、菊池寛昭
特発性正常圧水頭症における持続性注意と反応抑制の障害
[第20回日本正常圧水頭症学会(高槻)2019.2.23]

○地方会・研究会発表

豊嶋昌弥、大嶋龍司、宮澤康一、澁谷聡
後下小脳動脈に限局した解離性動脈瘤の1例
[第102回日本神経学会東北地方会(仙台)2018.9.22]
富田侑希、豊嶋昌弥、大嶋龍司、宮澤康一、澁谷聡
脊髄長大病変を呈した梅毒性髄膜炎の1例
[第216回日本内科学会東北地方会(仙台)2019.2.16]

【2017(平成29)年度】

○論文

Tokunaga K, Yamagami H, Koga M, Todo K, Kimura K, Itabashi R, Terasaki T, Shiokawa Y, Kamiyama K, Takizawa S, Okuda S, Okada Y, Kameda T, Nagakane Y, Hasegawa Y, Shibuya S, Ito Y, Matsuoka H, Takamatsu K, Nishiyama K, Kario K, Yagita Y, Kitazono t, Kinoshita N, Takasugi J, Okata T, Yoshimura S, Sato S, Arihiro S, Toyoda K, SAMURAI Study Investigators.
Associations between Pre-Admission Risk Scores and Two-Year Clinical Outcomes in Ischemic Stroke or Transient Ischemic Attack Patients with Non-Valvular Atrial Fibrillation. [Cerebrovasc Dis. 2018; Vol.45(3-4): pp.170-179]

○著書

平山和美、菅原由恵、菅野重範
視覚 Ch.28 視覚性注意障害(背側型同時失認) [平山和美(編著)『高次脳機能障害の理解と診察』中外医学社, 2017]

○国際学会発表

Shigenori Kanno, Etsuro Mori
A change in brain white matter after shunt surgery in idiopathic normal pressure hydrocephalus. [XXIII World Congress of Neurology(Kyoto)2017.9.16-21]
Shigenori Kanno, Etsuro Mori
Preoperatine evaluation of thalamic volume might predict shunt responsiveness in patients with idiopathic normal pressure hydrocephalus [Hydrocephalus 2017(神戸)2017.9.23-25]

○地方学会・研究会発表

竹内洋平
後大脳動脈の圧迫により発症した動眼神経麻痺の一例 [第11回仙台神経内科臨床勉強会(仙台)2017.6.22]
菅野重範、大嶋龍司、望月廣、澁谷聡
L-DOPAの投与中止によりカタトニアが改善したパーキンソン病の1例 [第100回日本神経学会東北地方会(盛岡)2017.9.30]
松原史歩、宮澤康一、菅野重範、澁谷聡
Bickerstaff型脳幹脳炎と鑑別を要した橋本脳症の1例 [第100回日本神経学会東北地方会(盛岡)2017.9.30]
遠藤龍眞、大嶋龍司、望月廣、澁谷聡
遺伝性低K性周期性四肢麻痺が疑われた1例 [第101回日本神経学会東北地方会(仙台)2018.3.10 ]
竹内洋平、宮澤康一、松原史歩、菅野重範、澁谷聡
ミトコンドリア神経性胃腸管系脳筋症(MNGIE)の1例 [第101回日本神経学会東北地方会(仙台)2018.3.10]

○講演

澁谷聡
遺伝性脳小血管病から学ぶこと-抗凝固薬など薬剤選択も含めて-脳ドック経由で診断に至ったCADASILの未発症例 [Vascular Neurologistsの会(仙台)2017.6.15]
菅野重範
行動神経学からみるパーキンソン病とレビー小体型認知症 [仙南パーキンソン病学術講演会(岩沼市)2017.7.27]
澁谷聡
パネルディスカッション [Epilepsy Symposium in 宮城(仙台)2017.8.30]
松原史歩
てんかんと考えたら脳梗塞であった症例 [Vascular Neurologists(仙台)2017.11.30]
澁谷聡
中脳水道閉塞症の1例 [第15回動画をもちいた神経学勉強会(仙台)2018.2.9]

【2016(平成28)年度】

○地方学会・研究会発表

斉藤有佳、菅野重範、宮澤康一、澁谷聡、下田楓美子、今泉瑠美子、鈴木直輝、竪山真規
原発性アミロードーシスの1例 [第98回日本神経学会東北地方会(山形)2016.9.10]
松原史歩、菅野重範、宮澤康一、望月廣、澁谷聡
脳梗塞とほぼ同時発症した痙攣発作(onset seizure)の1例 [第98回日本神経学会東北地方会(山形)2016.9.10]

【2015(平成27)年度】

○論文

小川諒、及川崇紀、四條友望、菅野重範、澁谷聡、望月廣
アザチオプリン内服によりposterior reversible encephalopathy syndromeを発症した1例[臨床神経. 2015; Vol.55(12): pp.936-939]
Hiraoka K, Narita W, Kikuchi H, Baba T, Kanno S, Iizuka O, Tashiro M, Furumoto S, Okamura N, Furukawa K, Arai H, Iwata R, Mori E, Yanai K
Amyloid deposits and response to shunt surgery in idiopathic normal-pressure hydrocephalus.[J Neurol Sci. 2015; Vol.356: pp.124-128]

○地方学会・研究会発表

澁谷聡
脳卒中診療における脳内科の課題 ~DSAとTEEを自前で行う必要性~[脳卒中診療勉強会(仙台)2015.5.27 ]
菅野重範
救急外来で診るレビー小体型認知症[Dementia Meet the Expert in SENDAI 2015(仙台)2015.5.28]
庄司裕美子
健忘失語の一例[第7回仙台神経内科臨床勉強会(仙台)2015.6.18]
福井健人、中原岩平、菅野重範、望月廣、澁谷聡
歩行失行の1例[第96回日本神経学会東北地方会(福島)2015.9.26]
渡辺靖章、菅野重範、宮澤康一、望月廣、澁谷聡
3次元脳血管撮影にてPercheron動脈を同定し得た脳底動脈先端症候群の1例[第96回日本神経学会東北地方会(福島)2015.9.26]
川村佳史
当院におけるアルテプラーゼ静注療法の検討[第8回仙台神経内科臨床勉強会(仙台)2015.12.3]
澁谷聡、安藤大祐
[経食道心エコー勉強会,パネルディスカッション(仙台)2015.12.9]
中原岩平
脳血管造影検査後の頭部MRI画像の検討[Stroke Neurologistの会(仙台)2016.1.23]
安藤大祐
発語失行が遷延した左被殻硬塞の1例[第4回SNCRS(Sendai Neurology Cognitive Research Seminar)(仙台)2016.2.17]
中原岩平、宮澤康一、望月廣、澁谷聡
左房内に異常構造物を認めた脳塞栓症の一例[第97回日本神経学会東北地方会,動画演題(仙台)2016.3.5 ]
下田楓美子、安藤大祐、菅野重範、澁谷聡
脳動脈瘤クリッピング術後に発症した脳膿瘍の一例[第97回日本神経学会東北地方会(仙台)2016.3.5]

【2014(平成26)年度】

○論文

四條友望、菅野重範、澁谷聡、及川祟紀、大沼歩、望月廣
てんかん発作による純粋語聾の1例[臨床神経. 2014;54:726-731]

○学会発表

菅野重範、森悦朗
特発性正常圧水頭症における反応抑制能力の障害に関連する大脳白質の障害部位[第55回日本神経学会総会(福岡)2014.5.21-24]
馬場徹、小田桐逸人、岩崎真樹、金田朋洋、菅野重範
パーキンソン病合併が疑われる特発性正常圧水頭症の臨床・画像的特徴についての研究[第55回日本神経学会総会(福岡)2014.5.21-24]
平岡宏太良、成田渉、菊池大一、馬場徹、菅野重範
特発性正常圧水頭症における脳内アミロイド沈着とシャント術による治療反応性の関連[第55回日本神経学会総会(福岡)2014.5.21-24]
江面道典、西山修平、遠藤俊毅、菅野重範、小野紘彦
ステロイド反応性の再発性多発神経障害をきたし、馬尾生検で確診にいたったDLBCLの1例[第55回日本末梢神経学会(京都)2014.8.29-30]
中原岩平、澁谷聡、望月廣、菅野重範
LSA 領域の脳梗塞における予後不良因子の検討[第94回日本神経学会東北地方会(秋田)2014.9.6]
菅原歩、鈴木郁、菅野重範、及川崇紀
リステリア髄膜炎の2例[第94回日本神経学会東北地方会(秋田)2014.9.6]
寺尾千秋、澁谷聡、菅野重範、及川崇紀、望月廣
再発したGuillain-Barre 症候群の1例[第95回日本神経学会東北地方会(仙台)2015.3.14]
田中裕、及川崇紀、菅野重範、澁谷聡、望月廣
3T-MRIによる内頚動脈解離性病変の評価[第95回日本神経学会東北地方会(仙台)2015.3.14]

○研究会・講演会

中原岩平
ASL(arterial spin labeling)が病態の評価に有用であった症例[第5回仙台神経内科臨床勉強会(仙台)2014.6.19
(最優秀演題賞受賞)]
中原岩平
脳虚血とASL[第87回神経疾患症例検討会(仙台)2014.7.18]
齋藤秀悠
てんかんとASL[第87回神経疾患症例検討会(仙台)2014.7.18]
澁谷聡
その他の疾患とASL[第87回神経疾患症例検討会(仙台)2014.7.18]
澁谷聡
判断ミスを繰り返し対応が遅れた小脳梗塞の1例[第6回仙台神経内科臨床勉強会(仙台)2014.12.4]
菅野重範
当院におけるレビー小体型認知症の診療[第6回仙南認知症の会(岩沼)2015.3.4]

【2013(平成25)年度】

○論文

Takagi M, Ishigaki Y, Uno K, Sawada S, Imai J, Kaneko K, Hasegawa Y, Yamada T, Tokita A, Iseki K, Kanno S, Nishio Y, Katagiri H, Mori E
Cognitive dysfunction associated with anti-glutamic acid decarboxylase autoimmunity: a case-control study. [BMC Neurology. 2013;13:76.]

○国内学会発表

菅野重範、森悦朗
特発性正常圧水頭症におけるシャント術後の脳白質変化:拡散テンソル画像を用いた検討[第54回日本神経学会総会(東京)2013.5.29-6.1]
遠藤彰、澁谷聡、及川崇紀、望月廣
小脳梗塞を併発したクリプトコッカス髄膜炎の1例[第92回日本神経学会東北地方会(青森)2013.8.31]
澁谷聡、遠藤彰、菅野重範、望月廣
特異な画像を呈した転移性脳腫瘍の1例[第92回日本神経学会東北地方会(青森)2013.8.31]
林昌伸、及川崇紀、菅野重範、澁谷聡、望月廣
リウマチ性脳軟膜炎の脳生検例[第93回日本神経学会東北地方会(仙台)2014.3.8]
湯川友貴、菅野重範、及川崇紀、澁谷聡、望月廣
Guillain-Barre症候群様の症状を呈した悪性リンパ腫の1例[第93回日本神経学会東北地方会(仙台)2014.3.8]

○国際学会発表

Kanno S, Saito M, Kashinoura T, Mori E
The cerebral white matter lesions associated with a deficit in response suppression in idiopathic normal pressure hydrocephalus.[Hydrocephalus 2013 (Athens)2013.6.29-7.2]
Baba T. Kanno S, Iizuka O, Iwasaki M, Mori E
Thickened membranous structure in the prepontine cistern is an underdiagnosed cause of normal pressure hydrocephalus.[Hydrocephalus 2013 (Athens)2013.6.29-7.2]
Kanno K, Sekiguchi Y, Iizuka O, Baba K, Kanno S, Mori E
A need for assessment of balance in patients with idiopathic normal pressure hydrocephalus.[Hydrocephalus 2013 (Athens)2013.6.29-7.2]

○研究会・講演会

澁谷聡
パーキンソン病の病態と治療[パーキンソン病勉強会講演(大河原)2014.2.26]
澁谷聡
右総頚動脈閉塞の1例[動画を用いた神経学勉強会(仙台)2014.3.14]
菅野重範
認知症性疾患の鑑別診断 [宮城県言語聴覚士会-第2回仙南地域勉強会(大河原)2014.3.13]